灰釉兎形壺 /Hare-Shaped Pot in Ash Glaze
クメール 12-13世紀/Khmer, 12th-13th century
町田市立博物館 中村三四郎氏寄贈/The Machida City Museum, Donor of NAKAMURA Sanshiro
兎形の壺で、背中の上部に指を入れる穴が開けられており、石灰を入れる容器として使われた。兎の前脚は長く作られており、肘を前方で折り曲げて、掌を口元で合わせている。動物をデフォルメしてユーモラス に表現するクメール塑像の中でも、とくに秀逸な作品。